郷愁
長い旅路に 足を休ませ
見上げた視線の先に 赤い夕日が沈む
「郷愁」
作曲/編曲:羽鳥風画
夕焼けに染められ色づく風景
記憶の中に眠ってる思い出を呼び覚ました
意識は導かれ遠い過去の中へと
思いはせる今は懐かしき
故郷に広がる景色
風に運ばれる木々の香りが
私の心を惑わせる
陽の光差す 暖かな場所
遠い空を眺めては
いつしか日が暮れ行く
鈴の音鳴り響き 草木がさざめく
穏やかにやさしく過ぎる
平和な日々にまどろむ
心に安らぎのひと時
あぁ 流れゆく
思いはせる今は懐かしき
故郷に広がる景色
夜空を飾る幾千の星が
家路への道を照らし出す
目を閉じれば蘇る景色
何一つ色あせずに
私の心を支え続ける
故郷に帰る日が来るまで…
やがて朝日が昇り
夢の中から目覚める
空へと羽ばたく鳥の群れが
旅の道を指し示す
そしてまた一歩ずつ歩き出す
まだ知らぬ世界を目指して
目を閉じれば蘇る景色
何一つ色あせずに
私の心を支え続ける
故郷に帰る日が来るまで…
【 おわり 】