世界の半分
世界の半分/
世界的半边
陰に潜む天ノ邪鬼
/潜匿于阴影的天之邪鬼
暗く狭い部屋の中でひとり
/昏暗狭窄的房间中独自喟叹
こんな辛いことばかりの世界
/这个充满痛苦的世界
もう嫌だと嘆いていた
/已经再也无法忍受
幸せとかそんなものは
/所谓幸福
不幸が裏側に貼り付いていて
/其背面即为不幸
愛されたいから傷はつくし
/欲为人所爱则自伤
欲しがるから憎むんだ
/憎恶生于欲望
愛する意味なんてさ
/尝试探寻爱的意义
探してみるほどぼやけていくだけ
/却愈陷入混沌
夜の隙間に咲いた呵責の花は
/盛放在暗夜罅隙的呵责之花
罪の意識匂わせては
/散发罪恶的意志
喜びさえ枯らして
/唯欢悦能使其枯萎
愛は空白
/爱即空白
失ったことでやっと存在示されて
/唯有失去 方显其存在
嘆いて喚いて手に入れたものなんて
/悲叹着 呼喊着 得到的却只有
僅かなさよならだけ
/一句告别罢了
涙の上に人は立ち
/人们踩着泪水立起
光当たる側には陰があり
/光之所在常常伴随阴影
世界はいつだってうまいこと
/世界总是如此巧妙地
半分に分けられていた
/被割裂为两半
記憶とは曖昧で思い出す度に美化して汚して
/记忆模糊不清 每当回想 即被美化或玷污
チラつく月明かりが道を照らすも
/即使有明灭的月光照亮脚下 也无法看清前方
前は見ずにやがては来る闇に怯えるだけで
/怯于那终于迫近的黑暗
夜はまやかし
/夜即欺瞒
暗闇を振り撒いて不安を誘いだして
/分撒黑暗 挑起不安
探して求めてそしてやっと見つけだして答えも
/探寻着 索取着 最终得到的答案也
消えていくだけ
/只是归于虚无
..music..
雨は慟哭
/雨即恸哭
降りつける無愛想な無数の涙に
/从天而降的无数冷淡的泪
足掻いて藻掻いて
/躁动着 挣扎着
抗えど溺れる
/却无力反抗而终被淹没
世界は明白
/世间昭然
価値なんて些細なこと
/价值之类渺小之物
皆消えていくのだから
/最终都将化为无形
受け入れ迎えよう
/受容吧 迎接吧
悲しみも暗闇も
/不论是悲伤还是黑暗
世界の半分だけ
/都只是世界的半边
終わり
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