恋色病栋
3.2.1
恋色病栋
こんな夜中に着信って
どういう風の吹き回しなの
聞けば38度5分って
/在這樣的夜裡接到急救電話
そんな微熱で
/現在是颳起什麼風?
私の出る幕?
そう謂っても
/聽他說是38.5度
母性本能が邪魔をして
/那種微微發燒
レジ袋片手に
/也需要我出場?
アイツに遭いに往く
/就算那麼說
25時の夜間病棟に
/母性本能也是個麻煩
飛び込んで
/一手拎著塑膠袋
ウイルスまみれの空間に
/去和那傢伙見面
犯されぬよう
/凌晨一點的夜間病棟
息を止めなくちゃ
/飛躍入裡
MUSIC
/進到病毒滿溢的空間
隙を見せたら 睫毛同士が
/為了不被感染
ぶつかる音に 火花飛び散る
/得先暫停呼吸
そんなつもりで この私を
こんな夜中に 呼びつけたりして
/沒想到出現疏漏 兩方睫毛
狡(ズル)いじゃない
/發出對撞的聲響 火花飛散
私(ひと)の気持ちも
知らないクセに
/就為了那種陰謀 將這個我
無邪気に笑わないで
/在這樣的夜裏 找藉口喚來
禁則事項です
/並不是你太狡猾
徐々に熱を帯びてゆく
/可能是我的心情
夜間病棟で
/也無法體會你的怪癖
乱れる呼吸に
/不要天真無邪地笑著
加速する心拍数が 理性を蝕んで
/這是禁則事項
また炎症を起こし始めた
/慢慢地熱氣升起環繞
粘膜の熱さに耐えかねて
/這個夜間病棟
部屋を飛び出す
/凌亂的呼吸
どうすればいいの/
/加速的心跳數 侵蝕著理性
なんだか あの時から具合が悪い
/又要過熱開始發炎了
経口感染だ どうしてくれるか
/耐不住黏膜的燒燙
火照る身体引きずり
/快逃離這房間
また部屋に飛び込んだ瞬間
到底該怎麼辦才好
蒼白(チアノーゼ
/總覺得 從那時情況就不對勁
私はただの薬箱じゃないわ
/經過口腔傳染 怎麼會被感染
あんなに看病してあげたじゃない
/拖著如火焚燒的身體
放っておいたら 死んでしまうかもよ
/再度飛速回到房間的瞬間
だからお願い 助けてよ
)/臉色發白
music
/我可不只是個藥箱啊
苦い薬も我慢しますから
/也不是那麼在行看護
痛い注射も我慢しますから
/但是放著不管 大概會死掉吧
絶えず流れ落ちてゆくマスカラ
/所以拜託了 誰來幫幫我
もうどうすればいいの/
棄てられた仔猫のように
/再苦的藥也得忍耐
喚き散らして 朝を迎えても
/再痛的打針治療也得忍耐
治らない
/不斷跟著流落的暈散睫毛膏
アナタがいなくちゃ/
已經不知道該怎麼才好
治る訳ないじゃない
/像是被遺棄的幼貓一般
またあの夜が頭をよぎって
/吵嚷哭鬧著 就算太陽昇起
切なさが全身に転移して
/也治不好了
身体を湿らす
你已經出院不見了
どうすればいいの/
/要痊癒是不簡單的
END
/那夜的情景又回到腦袋裡