イノセンス
千切れそうな糸 それだけを頼りに
今 また 始まる予感がしたんだ
キミは笑っていた 傷つくとわかっていても
どうして?聞くことも出来ないまま
何度手にしても すり抜けてしまうなら
この場所に心 凍らせよう
紅く染まり広がった 世界
たったひとつみつけたものは…
誰にもそっと気づかれないように
二人だけの秘密の場所だから
今日も この時間 を 止められたら…
揺らめきの中で キミの面影を辿る
ただ その先を知りたくて
とめどなく伝う 涙の意味をいつから だろう
理解していたはずだ
何度繰り返しても 届かないのなら
「いらない」と笑って 別の明日へ
触れる事の許されない未来
いつだって怖がってばかりだ
強さはいつか 心を 置いて
何も変わらず消えてしまうのか?
どうか 忘れないで あの奇跡 を
また 未来を超えて ここへた どり着くから
せめて あの日に見た 景色 空の色を
キミにも う一度…
紅く光り輝いた 世界
たったひとつ変わらない場所
誰にも見つからないように ずっと
二人だけの秘密 約束しよう
どんな 未来でもまた 迎えに行くよ