サンタモニカの風
来て 来て 来て 来て
サンタモニカ
来て 来て 来て 来て
サンタモニカ
夜のホテルの窓に
もたれかかってぼんやり
風に吹かれていたら
不意に電話が鳴った
きっと あなたと思い
白い受話器を握れば
只の友だちからの
妙にはしゃいだ電話
あなたが来たらハネムーン
あなたなしではメランコリー
来て 来て 来て 来て
サンタモニカ
来て 来て 来て 来て
サンタモニカ
サンタモニカから愛をこめて
風の言葉を送ります
浅い眠りの果てに
ひとり夜明けの珈琲
シュガー落してのめば
朝の光がさした
時の流れの早さ
昇る朝日に思えば
愛の残り時間
後はわずかになった
二人でいればハネムーン
一人きりならメランコリー
来て 来て 来て 来て
サンタモニカ
来て 来て 来て 来て
サンタモニカ
サンタモニカから愛をこめて
風の言葉を送ります