繋がれ人、酔い痴れ人。
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使い古した萬年筆で
お手紙を
今宵綴りましょう
宛先は時空超えて
白紙を何遍も
文字の温もりを込めて
インクで汚して
空想に夢を託そう
空一面
廣がる星屑
異世界の天窓は開いた
水鏡の夢見人は何處?
紙飛行機飛ばした
鳴呼
ミルキーウェイ天體観測
瞳輝いて
闇夜に共鳴空人の心も
パラレルワールド
明日を夢見て
嗚呼
去れども言葉
瞬く間に辿り着けば
侘しさ屹度
微風に等しく
想いは薄月夜に溶けてしまう
鈴蟲が鳴いて
四季の変わり目を告げました
新涼やさらり
心は騒めく
ラジカセは切って
風に耳傾けよう
草木は一斉に
葉を撫でては奏でた
緩やかに流れる時間
暖かいお茶でも飲んだら
肌を刺す秋風もまた
より懐かしさを増した
鳴呼
ゆらゆら刻一刻と
返事を待ち惚け
古時計も進行形
振り子を揺らす
彗星みたいに届く術など無い
鳴呼
嘯風弄月
静寂に身を委ねましょう
清純簡素
選択肢少なくて良いよ
秋の蛍の様に光放て
磊々磊々磊々磊々磊磊落
磊々磊々磊々磊々磊磊落
磊々磊々磊々磊々磊磊落
磊々磊々磊々磊々磊磊落
拝啓
この度は
貴女からの手紙読みました
此方は電波で
其方の世界は夢で繋がった
SNS恋愛
Mail携帯電話
何かに縋り付かなきゃ
不安だった
いつの時代も皆
繋がれ人
鳴呼
ミルキーウェイ天體観測
瞳輝いて
闇夜に共鳴空人の心も
パラレルワールド
明日を夢見て
嗚呼
足元鳳仙花
見落としてませんか?
有限故に
少しくらい急がば回れ
色褪せて軈ては散る
酔い痴れ人
酔い痴れ人
磊々磊々磊々磊々磊磊落
磊々磊々磊々磊々磊磊落
磊々磊々磊々磊々磊磊落
磊々磊々磊々磊々磊磊落
ポイ