真実の行方
張り詰めた空は真実語らず
近付くことを拒んでいる
溢れる涙雫となり零れ
心が痛くてどうしようもない
悲しみの果て行き著く先は
『真実と偽り』
ここに眠る真実の行方
こんなにも傍にいるのに
遠く光る星の全てを照らしているのに…
凍てついた空は時には鏡で
心の痛み映して染める
傷つけた羽は恐れを知らず
休む事さえできないままに
真実求め何処までも遠くへ
風に逆らい遙か彼方へ
摑み損ねた夢物語
現実と幻
靜か過ぎて消えてしまいそう
こんなにも叫んでいるのに
刻む時はこの聲さえも
消してしまうのね…
絡み合う鎖のように悲しみと暗闇は
重たくて解放すことは許さない
ここに眠る真実の行方
こんなにも側にいるのに
遠く光る星の全てを照らしているのに…
靜か過ぎて消えてしまいそう
こんなにも叫んでいるのに
刻む時間はこの聲さえも消してしまうのね…