anqad (Long ver)
見切れていった優しさが誰でもないのは
見出してた類似點をもうわかってるから
聴きたいのはきっと
呼ばれはしない名前の中の音
觸れた指が夢であっても
そんな戀がここにあったと叫んでも
お伽話を語るような
聲がまるでナイフのように
いっそ傷つけてくれるならば
瞼閉じて消えてゆくだけ
転がって行った理由さえ確かめないまま
探り當てた綻びはもう元に戻せない
傍に寄り添ったって
聞こえはしない心の中の音
いつかきっと夢で會っても
こんな戀を抱きしめていた日々でも
お伽噺のように告げよう
いつもあなたを呼ぶ仕草だけは
覚えていてくれるならば
瞼閉じて消えてゆくだけ
間違い探しをしよう記憶をなぞり盡くして
あなたがくれた綺麗な思い出は悲しく輝く
遠くガラスの向こう側
答え合わせの果てにある青い空
觸れた指が夢であっても
そんな戀があなただったならもう一度
お伽話を聞かせてよ
聲を背に受けた足取り
きっと想い合った時とともに
心閉じて消えてゆくだけ