クルリウタ
延々繰るり怨狂り
延々繰るり怨狂り狂りよ
延々繰るり怨狂り
延々繰るり怨狂り
白い細い首に手をかけて
「違う」惑う本音(こえ)を消した
偽りながら愛することが人の正しさならば
正常(つね)を纏わせて隣で生きようか
守るべきはこの世の道理(ことわり)
それとも真心(しんじつ)か「この夜の帳切り裂いていくの」
肌の裏で蠢く痛みに狂おう心「蠢く痛み繰るり狂おう心」
延々繰るり怨狂り
延々繰るり怨狂り
ご覧また人間(ひと)が人間(ひと)を奪う
「違う」惑う本音(こえ)を消えた
赤く綻ぶ狂気に觸れて伝染(うつ)ったこの胸の中
甘く鮮やかに過ち咲かすのか
殺めるべきは愛しいぬくもり
それとも慾望(くうふく)か「愛しき蕾觸れさせはしないの」
今を明日を全てが欲しいと滴る心「全てが欲しい狂り滴る心」
儚く美しく愛を陰ることない永遠を
貴方とたった一つの哀をひと躰(ところ)へと
守るべきはこの世の道理(ことわり)
それとも真心(しんじつ)か
救い願うふたつの瞳に狂おわせ
響く悲鳴(こえ)は嘆きの始まり
それとも祝福か「嘆きの光抱きしめていくの」
繰り返される宿命(さだめ)は愚かに
夜に墮ちてく
延々繰るり怨狂り
延々繰るり怨狂り