夕方四時一人重たいガラス戶開けベランダに出れば
夏をつれてきた6月の夕立ちがむくんだ頰を濡らす
誰も僕の事なんて知らない僕もこの街の事なんて何も
知らないから全部脫ぎ舍ててはじめられたRenewal Life
二人じゃ手狹だとかなんだかんだ愚癡りながらはやもう4年
紆餘曲折ありつつなんとか暮らしも落ち著いて來たと
今日も仕事に出かけていった君に弱音は吐けないよ
情けない程あての無い日々でも光は見せていたいから
まだまだ何も摑んじゃいないこの手で摑んでいるのはギター
こいつでいつかこの世界中に響く歌を見つけてやるんだ
誰も知らない珠玉のメロディー山ほど浮かんでいるけど
空氣に解け形にならないから君を不安にさせるのさ
君の言う幸せのかたちは僕が描いてたのなんかより
もっと單純でもっと身近ななんでもない事なんだと
なんとなく氣付いた時止めどなく淚が溢れた
大事な事見失ってまでもう自分を變えたりはしないよ
歸って來るなりバタバタと君は鏡の前でファッションショー
うっかりしてた! 週末にはどっか連れていくって言ってたっけ!?
パジャマにぼさぼさ頭のままで寢轉がってる僕の上を
咳払いしながらまたいでゆく君を今日も愛してる!
どんな言葉よりどんな優しさより
その笑顏に代わるもんなど僕の中には無いんだ
どんな痛みよりどんな悲しみより
君の淚ほど切ないもの僕の中には無いんだ
どんな言葉よりどんな優しさより
その笑顏に代わるもんなど僕の中には無いんだ
どんな痛みよりどんな悲しみより
君の淚ほど切ないもの僕の中には無いんだ
心にそう刻んだ日から何度轉んでも
何度でも立ち上がれたんだよ