カルチェラタンの雪
悪かったもう泣かせたりしない
だからはやくコートを著て
友達におやすみを言って
抱き合って家に帰ろう
寒かった夜ひとりで寢るのは
ずっと君を想っていて
窓をたたく風のいたずらも
君の足音に聞こえた
雪がふる鐘がなる
くちづけは歩きながら
カルチェラタンの哀しい燈りが
凍りつかないうちに
こわかったもう逢えない気がして
どんな愛にも証しはなく
さよならは突然にくると
僕だって知っているから
手を貸して火をつけたい煙草に
通りすぎる冬の中で
知り合ったあの頃のままに
さりげなく腕をからめて
雪がふる鐘がなる
くちづけは歩きながら
カルチェラタンの哀しい燈りが
凍りつかないうちに
雪がふる鐘がなる
くちずけはあるきながら
カルチェラタンの哀しい燈りが
凍りつかないうちに