自由の色
“自分”なんて ねぇ、どこにあるの?
無防備になる言葉たちを
冷靜に微笑んで口にした
いつだってきみは
差し伸べた手を遠ざけても
心はそれを望んでいるね
レプリカ揃いの日々を抜け出して
本物を見せてよ
この心と向き合って
自由に歩けたなら
明日はどんな色會いたくなるね
きみときみを彩るすべてがもどかしくて
今日もまた一人はしゃいでみたよ
何も変わらないのに…
結末ありのミッション完了
その繰り返しただそれだけ
歪でもいいむき出しの
感情はどこに?
寄り添うことで見えなくした
弱さもぜんぶ納得させて
絶対的な存在に揺るがない
オリジナル欲しくて
見守ってるいつだって
どうしたってそばに在る
よく似た瞳に記憶が揺れた
同じ道を選んでそれなりの景色で
本物に會えたの?
伝う笑顔に変わってく空の色
この心を愛して
自由に歩いてゆく
わたしはわたしできみはきみなんだ
きみときみを彩るすべてが眩しくて
本物を探してこの日々を行く
理想よりも確かな
わたしがここにいる