プレギエーラの月夜に
光り群がる月夜の果て
絡み歪む世界さえ
紡いだ日々の悲しき現実(ゆめ)
時を刻み記す時
今を越える過去と未來
その扉は大いなる意思の導き罪なき羽
この胸に感じる
戒めの羽ばたきは意思となって
叫びあげる幾重の世界
永久(とわ)に続く切れない糸
怯え続けた嘆きの闇
痛み消えぬ運命(さだめ)なら
繰り返される時の中で
何を祈り眠るのか
二度と來ない明日はないと
その孤獨を抱きしめて闇を進めば安息の地
消し去った記憶と身代わりの痛みさえ蝶となって
震え叫ぶ救いの月夜
祈り捧ぐ無限の聲
この胸に感じる
戒めの羽ばたきは意思となって
うねりあげる棘の道へ
朽ちた夢を突き刺す針