花殘り月

古びたコトバ繰り返しつぶやいてみる
反复呢喃著往昔的話語
伸ばしたままの爪痕はほら消えないよ
撕裂的爪痕，看，並沒消失哦

探し物なら見つかるように置いてくよ
尋找東西的話要先擺放在方便找到的地方
少しずつ変わるでしょう街の色と共に
一點點地在改變吧，與街色一起

旅慣れないぼくの両手は
不習慣旅途的我的雙手裡
つまらない荷物でうまく手も振れないけど
都是無聊的行李難以揮手

遠く離れた空へと向かうよ隠しても隠せない弱さに
向著漸漸遠去的別離的天空卻隱藏不了想
春の風は優しくそれでいて強く花びらヒトツ宙に舞う
春風柔和卻強勁一片花瓣在空中獨舞

並んだきみがいつものように笑うから
即使並排的你如平常一般歡笑著
迷わないふりをしたきっときみもそうでしょう
裝作毫無迷茫的樣子也一定是這樣吧

さよならはまだ歌わないコトバに変わらない
無法唱出的別離也難以用言語表達
想いは深くにしまいこんで
只得將思念如此深深隱藏

遠く遠く離れた空へと向かうよ失くしたり手にしたりしながら
向著不斷遠去的別離的天空得
ヒトリきりではないけどフタリでもないから
無論獨自還是兩人相伴都有難以熬過的夜晚吧

ぼくが殘した花びらに書いた不確かな未來の行方は
我在殘留的花瓣上刻下尚不明確的未來
だれが知るでもないけど伝えられないけど
雖然無人知曉也難以傳達
忘れることもないだろう
但也無法遺忘吧

そして遠く離れた空へと向かうよ隠しても隠せない弱さなら
然後向著漸漸遠去的的天空隱藏
春の風に溶かしてぼくごと溶かして流されるままに泣くよ
與春風一起融化哭泣著隨其流逝
春の風は優しくそれでいて強く花びらヒトツ宙に舞う
春風柔和卻堅強花瓣在空中獨舞