'アカシア'
君が、君が鮮やかに世界を染めてゆく
こんなに胸が痛いなら気付きたくなんてなかったのにな
ただ好きで居られた頃はしあわせでした
何気ない仕草や台詞ふとした時重なる視線が
こころを甘く揺らす
太陽のような煌めきも頬濡らす雨のような潤いも
どんなときも君だけがくれる奇跡
頼りなく伸ばす、伸ばす指先が觸れてしまう前に
言葉に出來ない想いに一つの名を與えて
アカシア、君が、君が鮮やかに世界を染めてゆくから
始まりの一歩の背中を押すように吹き抜ける風
苦しく感じた分だけ想いは募ってカタチになる
夢よりも夢みたいな君の居る色彩
未來なんて儚いもの頼るように生きてなんていられない
確かなのはここにある切なさだけ
もっと強く、強く自分を信じられたらいいのに
言葉にしたら壊れそうでまた行ったり來たり
いつでも君を、君の姿を何処かに探してしまうけど
臆病な一歩の背中を押すように差し込む光
何も知らない頃にはもう戻れないよ
重なった瞳の奧に広がっていくbitter honey
今すぐ觸れて、觸れてみたいと伸ばした指先から
溢れ止まらない想いに一つの名を與えて
アカシア、君が、君が鮮やかに世界を染めてゆくから
わたしの全ては今動き出して
運命の一歩に吹き抜ける風