見果てぬ暗黒を超えた幻影は
碧落く深々く見えないまま
僕らの領域は離れたまま
夜明け待つ宙へと逝去えた
掠む霊気凍えた虛像が
其所らじゅうに蔓延って居る
僕らの在処途切れたまま
不毛に射程定めた
凜としては繋がる剎那は
ぬくもり探して徬徨うのに
此処に在世る証なんてもう
どこの誰かさえ知らない
蒼く霞む慈愛が
僕らを擦り抜けては
嗚呼墮ちて逝く
憂い無秩序に壊れて逝くこの現実は今
輝きを無くしては涅色に支配った
騒音に塗れては途切れそうな心拍が
虛しく遠く響く
脆弱い孤獨に溺れては茹だり逝く躰
現実に嘆いても希いは屆かずに
燈火を乖離しては咎めた晦冥が
どうして?僕を壊す?教えてよ
見果てぬ暗黒を超えた幻影は
碧落く深々く見えないまま
僕らの領域は離れたまま
夜明け待つ宙へと逝去えた
充て啼く走り出した
刻刑の磁針は未だ
羅呼停まったまま
剎那粉々に崩れ逝く色彩と現実
煌めき忘れたまま涅色購った
廃棄に埋もれたまま腐食する慈愛が
険しく疾毒変革る卑猥
喧騒に紛れては捻れる細胞
現実に蠢いた希いは消滅び逝く
咎めては晦冥に乖離した燈火が
消えそうなこの僕を探している
無秩序に壊れて逝くこの現実は今
輝きを無くしては涅色に支配った
騒音に塗れては途切れそうな心拍が
虛しく遠く響く
脆弱い孤獨に溺れては茹だり逝く躰
現実に嘆いても希いは屆かずに
燈火を乖離しては咎めた晦冥が
どうして?僕を壊す?教えてよ