いのちなんだよ

がむしゃらに走ったよハデに転んだ痛かったよ
血が流れた真っ赤だったよ顔あげれば夕陽も真っ赤だったよ
子供みたく泣いたよひりひりじんじんしみたよ
あむた思ったとまらなかった顔あげても涙とまらなかったよ

夕日が沈むのも涙が乾くのも時間がかかるんだろう
だからこうして膝かかえもう少しじっとしていよう
足もとアリが歩いてく餌をはこぶねお家へ帰るだね
私もいつか帰るよあなたのところへ

生きてるんだよ
みんなみんな生きてるんだよだから雲ながれ涙ながれ
いのちなんだよ
だからだから忘れないんだあなた忘れないんだよずっと

優しい人に會ったよおしゃべりしたよ楽しかった
あったかい気持ちもらったできたみたい友達嬉しかったよ
あれからはじめて笑ったびっくりした驚いたよ
でもちょっとさみしかった笑えちゃう自分がさみしかったよ

お腹がすいたからご飯炊いたからねお米がぴんと立ってた
お茶碗のお米數えたらいったい何つぶになるの
ながした涙涙のつぶもお米のつぶもいのちの形なんだね
私大丈夫だからちゃんと走るから

がんばるんだよ
うんとうんとがんばるんだよきっとどこからか見てくれてる
愛なんだよ
きっときっと愛なんだよあなた愛なんだよずっと

生きてるんだよだってだっていのちなんだよ
いのちなんだよだってだって頑張るんだよ
頑張るんだよだってだって愛なんだよ
だって愛なんだよずっと