鎧のように背広纏い踏ん反り返る彼らは
相も変わらんような言葉拾い僕らに投げつけるのさ
制服亂し馬鹿嗤う汚い女子高生は
相も変わらんような言葉だけ拾い集め燃やしてた
よく見えなくて聞く気もなくて一人で吐き戻す校舎裏
雑然とした気持ちの奧でなにを燃やしてるんだろう
真夏の雪なんて噓っぱちなんだ
帰る場所なんて噓っぱちなんだから
僕だけなんて噓っぱちだから一人で泣いてます
自意識過剰な奴らの投げるつまらない問いかけを目に入れず
誰の目も気にせずにずっと僕だけ逆を向いて走ろう
死にそうな顔した奴が楽しそうに笑ってる
元気そうに振る舞う人たちが影で手首を切ってる
溢れかえるる人々に秘密なんてもうなくて
笑いながら駆け抜ける僕らは何か終わりを感じてる
誰でもいつも隠れたくても
自由なせいで居場所がなくて
疎ましいのは恐ろしいのは誰のせいなんでしょうか
真晝の月なんて噓っぱちなんだ
ちっぽけな噓で馬鹿にしたい僕らはいつも探してるんだ誰かの弱いところを
誰かのせいにしたいようなことをいつまでも引きずってることすら
眩しくて醜くて空を切る頭の悪さを知った
真夏の雪なんて噓っぱちなんだ
帰る場所なんて噓っぱちなんだから
僕だけなんて噓っぱちなんだから一人で泣いてます
真夏の雪なんて噓っぱちなんだ
帰る場所なんて噓っぱちなんだから
僕だけなんて噓っぱちだから二人で泣いてます
いつかよりも素晴らしい愛の言葉も誰も気づかず滅ぶでしょう
誰の目も気にせずに一人だけ逆を向いて走りましょう