アルコールとカフェインの特効によって
退廃したムードのラボラトリー
ナイキマグの膨らみ模した靴と
オシロスコープ
蝶々の羽ばたき嘯いた街
借り物のマテリアルを切って貼って
みんなマーブルみたいな名前のない食に
フォークを突き立てる
細面の顔をしわばめて
乗り込んだ窮屈な箱舟
憎たらしいアイツの表情は忘れて
古綿を耳の奧の方にギュッと詰める
心配なんていらないよ
ハートマークを據えて待ってろよ
この怒りを優しさに変えるマジック
今世紀中には編み出せないかな
タイムトラベルなんかくだらない
けどこのままじゃちょっとやるせない
タイムトラベルなんかくだらない
君と靜かに歳を重ねたいだけなのさ
內臓を亂暴に揺らして縮こめて
四畳半の世界に引き戻された
呆気なさと安堵で
腑抜けた口角が矢印みたいだ
端た金で缶ジュースを買って飲んで
甘ったるさがどっと押し寄せてくる
スカスカの頭を許してくれる
そんな偽物の聖歌みたいな歌が
みんな好きなんだな
心配なんていらないよ
ハートマークを據えて待ってろよ
この怒りを優しさに変えるマジック
設計図を練り直さなきゃ
タイムトラベルなんかくだらない
けど世の中はもっと噓みたい
タイムトラベルなんかくだらない
ウッディウッドペッカーみたいに笑いたい
タイムトラベルなんかくだらない
けどこのままじゃちょっとやるせない
タイムトラベルなんかくだらない
君と靜かに歳を重ねたいだけなのさ