白晝の夢はまだ頭の中駆け巡り
白天的夢仍在腦海中疾馳
それにうなされたままで月日は通り過ぎていく
日月就這樣在夢魘中流逝
寢付けない夜の先に目を凝らし続けても
在睡不著的夜晚只凝視著
まるで奇を衒うような眩らしい星の燈りだけ
星星那故意引人注目的耀眼光芒
長い旅路の果てに見知らぬ空が広がり
漫長旅途的終點鋪展著陌生的天空
夜が明ける少し前あなたの聲が聞こえた
即將天亮時我聽到你的聲音
空の手のままで記憶を辿れば
伸手向天回溯記憶
誰にも気づかれずに始まりの場所へ戻る
不為人知地回到開始的地方
街を見下ろして少し踏み出すだけで
俯瞰街道輕輕邁步
あまたの夢も忘れるわだから今は眠らせておいて
就會忘記無數的夢吧所以現在請讓我入眠
眠れない夜數えた虛構の物語から
數著不眠夜從虛構的故事中
時折顔を出しては押し寄せる古い光
偶爾有古老光芒疾速來訪
果たせない約束も手には餘る思い出も
無法實現的約定超出控制的回憶
全て捨てたはずなのにそれでもまだ屆かない
本應已經全部捨棄但是還沒有傳達給你
同じ空の下手と手が掠めれば
在同一片天空下如果悄悄牽手
二人を隔てる距離は星のように遠ざかる
分隔兩人的距離會像星星一樣漸行漸遠
何も言わないで笑って見せるだけで
無須多言只要相互露出笑容
全ての意味が分かりそしてもう分かり合えず
就會明白所有的含義從此不再需要理解
夏の風が吹き羊歯の葉が揺れれば
夏天的風吹起假若蕨葉搖晃
物語の始まりの光の柱へ向かう
就向著故事起始處的光柱出發吧
夜を飲み下し生まれ変わるために
為了重生而嚥下夜晚
私はまだこの名前で獨り歌を歌い続けるわ
我仍會以這個名字繼續獨自歌唱啊