子守唄
ひゅるひゅるひゅるひゅる
風がなきます
ひゅるひゅるひゅるひゅる
空がなきます
胸であやしたさびしさが
時おり聲をたて
愛はどこと叫びます
眠れ眠れ私の幼子
眠れ眠れ私の悲しみ
一夜明けたらあさなりに
小鳥の聲で目覚めます
愛し合っても一人きり
夢を見るのも一人ずつ
さみしさ眠らす
ルルルルルルララバイ
ひゅるひゅるひゅるひゅる
時が過ぎます
ひゅるひゅるひゅるひゅる
愛が過ぎます
腕に殘ったぬくもりが
表に飛び出して
ここはどことたずねます
眠れ眠れ私のあこがれ
眠れ眠れ私の思い出
背中合わせのさよならを
小鳥の聲が送ります
愛し合っても一人きり
生きてゆくのも一人ずつ
さみしさ眠ら
すルルルルルルララバイ
ひゅるひゅるひゅるひゅる
時が過ぎます
ひゅるひゅるひゅるひゅる
愛が過ぎます