亦樂:
花びらが宙に浮いた花瓣飄浮空中
舞った一足のサンダル起舞的一雙涼鞋
葡萄:
身體ごと宙に浮いて我的身體亦一同飄浮空中
飛んでしまえたら私は就此飛舞
はらはらはら飄散落下
亦樂:
一人で踴ってるだけ我獨自起舞
ただそれだけだ不過就是如此而已
葡萄:
春先の空気が澄んでいたから、因為初春的天氣十分清爽
赤いサンダルを履いて所以就穿起紅色的涼鞋
亦樂:
出かけた先のあの並木のことはあなたから聞いていた
在要去的地方的那些路旁樹從你那裡聽來
葡萄:
桜が並ぶらしい好像是成列的櫻花樹吧
亦樂:
顔を伏せるように歩く人が多いから嫌になって
路上許多低著頭走路的人所以感到討厭
葡萄:
そしたら飛んでいた桜が切に愉快に見えたから
那樣看起來飛舞的櫻花看起來令人由心感到愉快
この道で踴ってやろうと思った
不禁想要在這路上起舞呢
亦樂:
タッタラタ、ラッタッタ
噠噠啦噠,啦噠噠
足を運ぶ一直走著
葡萄:
タッタラタ、ラッタッタ
噠噠啦噠,啦噠噠
音を鳴らす嗚響聲音
亦樂、葡萄:
タッタラタ、ラッタッタ
噠噠啦噠,啦噠噠
春を踴るのさ、桜の下で
起舞於春日之中,櫻花之下
亦樂:
花びらが宙に浮いた花瓣飄浮空中
舞った一足のサンダル起舞的一雙涼鞋
葡萄:
身體ごと宙に浮いて我的身體亦一同飄浮空中
飛んでしまえたら私は就此飛舞
亦樂:
はらはらはら飄散落下
葡萄:
一人で踴ってるだけ我獨自起舞
ただそれだけだ不過就是如此而已
亦樂:
並木を抜けるほど歩く人の對急步走過路邊樹的路人們
冷めた視線も気にならなくなる所投以的冰冷視線毫不在意
葡萄:
足がもつれても、即使雙腿不聽使喚,
髪が解けても何か楽しかった
即使頭髮解開了卻不禁感到高興
亦樂:
背を曲げて生きてる私じゃないみたいだ
就好像不再是那個屈身而活的自己似的
葡萄(亦樂):
花びらの落ち方にだって即便是花瓣落下的模樣
あなたとの思い出が溢れる亦充滿著與你一起的回憶
亦樂:うるさいくらいに私を覆うそれを、
「令人煩厭那般掩蓋著我的那物,
あなたに教えないと
我是不會告訴你的」
川上:
あなたの葬式を見た看到了你的葬禮
なんてことのないアイロニー有種不足為道的諷刺
形だけ何か述べて通り過ぎ行く只是形式上記述著些什麼就走過了
あぁ、私は啊啊,我
はらはらはら撲簌淚下
一人俯いてるだけ、ただそれだけだ獨自低著頭,不過就是如此而已
亦樂、葡萄:
花びらが宙に浮いた花瓣飄浮空中
舞った一足のサンダル起舞的一雙涼鞋
貴方ごと宙に消えて你亦隨之
行ってしまえたら私は消逝於空中的話
はらはらはら飄散落下
一人で踴ってるだけ我獨自起舞
式日を背に不論日子
亦樂:
一人俯いてるだけ獨自垂首
葡萄(亦樂):
ただそれだけだ不過就是如此而已