虹虹

広がる空に僕は今思い馳せ
如今我的思緒在寛廣的天空上馳騁
肌の溫もりと汚れたスニーカー
肌膚的溫度與弄髒的球鞋
ただ雲は流れ
任憑雲朵流逝

きらめく日々に君はまた指を立て
閃耀的日子裡你又豎起手指
波のさざめきとうらぶれた言葉
與海波的喧鬧及落魄的話語一同
遠い空を探した
探索遠方的天際

喜びと悲しみの間に束の間という時があり
悲喜之間有所謂剎那
色のない世界不確かな物を壊れないように
無色的世界為了不破壞模糊的事物
隠し持ってる
而保持隱匿

僕らの出會いを誰かが別れと呼んだ
有人將我們的相遇稱作離別
雨上がりの坂道
雨後的坡道
僕らの別れを誰かが出會いと呼んだ
有人將我們的離別稱作相遇
時は過ぎいつか
時光流逝的某一天
知らない街で君のことを想っている
會在陌生的街道上想你

風になった日々の空白を空々しい歌に乗せて
乘著空虛的歌度過已化成風的多餘歲月
未來を目指した旅人は笑う
以未來為目標的旅人笑著
アスファルトに芽吹くヒナゲシのよに
如同自柏油中萌芽的虞美人草

僕らの喜びを誰かが悲しみと呼んだ
有人將我們的喜悅喚作悲傷
風に揺れるブランコ
隨風擺蕩的鞦韆
僕らの悲しみを誰かが喜びと呼んだ
有人將我們的悲傷喚作歡樂
明日へと続く不安げな空に
綿延至明日的不安定天空
色鮮やかな虹か架かっている
架起了色彩鮮豔的彩虹

僕らの出會いを誰かが別れと呼んでも
即使有人將我們的相遇稱作離別
徒に時は流れていった
光陰徒然流逝
君と僕に光を殘して
就讓你我之中光輝殘存
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