僕らの人生
化粧する後ろ姿
ただぼんやり眺めていた
學生時代に流行った
あのメロディーを口ずさんでる
モノクロームのフィルムのように
いくつもの場面浮かび消えてゆく
不思議だなぜメロディーは
時を越えて輝きだす
タイムマシンのように
全て変わりゆくこの世界の中で
たったひとつの星のように
何も変わらない
光がそこにある振り向いた笑顔
僕らの人生
過ぎ去った時代の友よ
今日もどこかで笑っているかな
あの夜みんなで歌った
あのメロディーを覚えてるかな
大きな夢を抱いた時も
そして諦めた時も君がいたよ
何だかあたりまえのように
今はそばにいるけれど
本當に出會えて良かった
いつも描いているラストシーンがあるんだ
何も持たずに歩いてる
ふたり手を握り
ただ木漏れ日の道をなぜだろう
涙が
全て変わりゆくこの世界の中で
たったひとつの星のように
何も変わらない光がそこにある
振り向いた笑顔僕らの人生