夢の無限迴廊
夢かまことかどちらを望む
手にしたそれはとても儚く
【夢境真實希冀何方】
觸れば消える剎那の光
【入手之物何等虛幻】
鏡に寫し永遠(とわ)に殘して
【觸之即逝剎那之光】
追いかけるほど逃げていく
【映入鏡中永遠殘留】
戀と同じ皮肉なものね
【似追似趕逃逸而去】
巡る巡る螺旋のように
【彷如戀愛如此諷刺】
祈る僅かな奇跡求め
【迴轉若螺旋般迴轉】
例え逃げられないと
【祈求祈求些許奇蹟】
わかっていても
【縱知再也無法逃脫】
君を取り戻すために
【若為將你尋回】
全て失ってもいい
【即便失去擁有一切】
瞳に映るその姿さえ
【亦然無所畏懼】
現実なのか分からなくなる
【映入瞳中那個身姿】
そっと微笑む媚薬のような
【是虛是幻亦難分辨】
君の視線に脳が痺れる
【靜綻笑顏彷若春/藥】
染めてゆくビロードのように
【墮於君目停止思緒】
赤く赤く覆い盡くして
【浸染而去宛如鵝絨】
甘く甘く蕩けるのような
【赤紅覆蓋一切的赤紅】
蜜で身も心も溶かして
【甘甜融化一切的甘甜】
それが背徳の味だったとしても
【蜜融身心】
君と一つなるため
【即便此為背德之味】
命燃えつきてもいい
【若能與你化為一體】
巡る巡る螺旋のように
【燃盡此生亦無所懼】
祈る僅かな奇跡求め
【迴轉若螺旋般迴轉】
例え逃げられないと
【祈求祈求些許奇蹟】
わかっていても
【縱然再也無法逃脫】
君を取り戻すために
【縱然失去擁有一切】
全て擲ってもいい
【若為將你尋回】