ブーツをぬいで朝食を
歸らなきゃいけないとそれがあなたの口ぐせ
熱くなるこのぼくをまるで焦らすよう
その氣もなしに發をなぜて
その氣もなしにルージュをなおす
このままでいたならばとても危險なことだと
今度こそさよならと握手を求めてる
つめたい指は胸の熱さ
かすれた聲は迷う心教える
愛するためにだまし合うなどよそう
裸の胸と胸を合わせて
後は流れ行く時のままにまかせ
波間にゆれている舟のように
夜明けまで踴るのも惡いことではないけど
さわやかな陽がさせばキスをしておくれ
ブーツをぬいで白い部屋へ
ブーツをぬいで二人だけの朝食
愛するためにまわり道などよそう
互いにほしいものを求めて
後は流れゆく時のままにまかせ
波間にゆれている舟のように
後は流れゆく時のままにまかせ
波間にゆれている舟のように