山荷葉
せせらぎに身をまかせて
陽の光を待っている
思い出したのは怖いこと?
さようならの勇気はなかった
誰もが泡沫手を握ってほしい
気づかなくていいよ
散ってしまう前に
透きとおる想いは誰も手折れないの
そんな顔しないでよ
私と夢を見ましょう
雨滴はきっと
あなたを隠してくれるわ
風音に身をゆだねて
催花雨の日々過ぎたら
手を離したのは想い人?
いかないでと獨りで嘆いた
誰もが泡沫目合わせてほしい
知らなくてもいいよ
枯れてしまうなら
透きとおる想いは
もう摘み取れないの
そんな顔しないでよ
私と夢を見ましょう
追風が吹いて
あなたを見つけてくれるわ
祈りごとあなたに秘めて
いつの日か