❀森の靜寂に
幽冥岑寂森林深處
❀かがよふ蛍火
如花含苞之螢火蟲
❀ひらひら瞬き
翩翩起舞閃閃爍爍
❀水面に咲く
劃過水面欣然綻放
❀風と戯る
風兒與之嬉戲玩耍
❀千代の廻り唄
歌頌千世萬秋輪迴
❀夏草揺らし
搖曳盛夏繁草盛星
❀弱き溶ける
不經意間消散不見
❀朧に燃ゆる螢
朦朧中火舞之螢啊
❀最期の時を刻みながら
一邊銘記最終之時
❀闇夜を飾る無數の光
化作夜中無數閃光
❀現世の幻想の中
在現世與幻想之中
❀またひとつ、淡き生命が
再次將脆薄之生命
❀靜かに幕を引いた
悄然引領落下帷幕
❀輪廻を唄う《螢塚守》は
歌詠輪迴之螢冢守
❀潰えた燈に口付け
悠然吻別泯滅之燈
❀暖かい腕に抱いて
懷抱你的溫暖手臂
❀次の季節を待つのでしょう
等待下個季節到來
❀Vocal:夜染
❀Mix:薩摩灰
❀白き貌
蒼白面龐傾寫歲月
❀紅の眼
緋紅瞳孔哭訴血淚
❀夏の森に住む
常居久住夏日茂林
❀狹間の者
宛如狹縫隱居之士
❀永久によく似た
常與永恆同齊排名
❀星霜を越えて
跨越星霜起落歲月
❀儚き運命を
拂曉夢幻般的命運
❀見送る者
將其遠送蒼穹之者
❀最後の月を仰ぐ
仰望最後之明月啊
❀暫しの別れ惜しみながら
一邊吝惜短暫離別
❀闇に紛れた小さな光
微弱光芒消融黑暗
❀ゆらゆらと弧を描き
描繪蜿蜒閃光軌跡
❀夏の夜を死ぬぶ生命が
終為夏夜消逝之命
❀靜かに幕を引いた
悄然引領落下帷幕
❀輪廻を語る《螢塚守》の
詩寫輪迴之螢冢守
❀言葉を胸に抱き
心胸懷入滿腹經綸
❀交わされた契りと共に
與你共攜交換之約
❀次の季節を待ちましょう
期待下個季節歸來
❀ほぅほぅほたるこい
螢螢螢火蟲來吧
❀こっちのみずはあまいぞ
此處之泉甘醇可口
❀ほぅほぅほたるこい
螢螢螢火蟲來吧
✿夏を待ち詫びて
翹首夏日再次到來
✿輪廻を汚す薄紅薄紅の花
亂輪迴粉紅之花啊
✿はらはらと舞い踴る
紛紛然然凋落起舞
✿古の習わしの果て
塵封舊則已到盡頭
✿時を留めた森で
時間被靜滯森林中
✿散りぬれど終焉を見せぬ
散落之時可見終結
✿満開の花の下
埋藏盛開櫻花之下
✿色褪せぬ契を胸に
心中永不褪色之約
✿次の季節を待っています
正在迫待下個季節
✿桜が散れば夏がくる
櫻落夏季到來之時
✿また貴女にお逢いできる
還能與你再次相會