佐咲紗花with三狐神囃子
作詞:佐咲紗花
作曲:奧井雅美
光在れば陰ほど移ろう幻
現の世の理(ことわり)は斯くも儚し
はらりひらり舞い散る悪夢(ゆめ)に溺れた蝶に
そっと手を伸ばしても消え往くだけ
燈し火の調べ[甘く] 花のよに奏で[遠く]
雅ぶれば月
還らぬ溫もり[優しく] 抱きしめて[宵の明りめがけ]
高く舞い上がれ継ぎ人の紋に懸けて
守りたい心を記憶の底の果てまでも
舞い踴れ咲き誇り呼び合ったこの光は
重ねてまた輝かす紅蓮にたゆたう契りの華
ふわりゆらり波打つ水に映る姿に
やっと手が屆いても消え往くだけ
言の葉は溢れ[淡く] 雨音に揺られ[深く]
見上げれば星
葉わぬ願いを[殘らず] 抱きしめて[生きた証求め]
高く舞い上がれ過ぎし日の迷い舍てて
流したい痛みも記憶の底の哀しみも
舞い踴れ打ち鳴らし黃泉帰るこの鼓動は
幾世もまた繰り返す紅蓮にたゆたう運命(さだめ)の華
問いかけし真(まこと)の強さとは
穢れ無き瞳の色染めて
儚く散りぬれどもその心潤し
月夜に導く花紋(はなあや)
時の最果てへ紅き夢舞い誘(いざな)う
例えその禦魂(みたま)が形無きもので在っても...
高く舞い上がれ継ぎ人の紋に懸けて
守りたい心を記憶の底の果てまでも
舞い踴れ咲き誇り呼び合ったこの光は
重ねてまた輝かす
紅蓮にたゆたう契りの華
可憐に寄りそう運命(さだめ)の華