ゴーストレディオ
このこえはきこえてますか
そちらはどんなおてんきでしょうか
ほしくずはふってきませんか
よけいなしんぱいをしているのでしょうか
アンノドミニ3214
5がつ22にちをおしらせします
44まんかいめのほうそうです
月明かり巡る巡る
はじめようかさあ響け夜想曲(ノクターン)
beyond the sky 屆け屆け
僕らの聲もう一度だけ
世界が滅びたあの夜の
記憶を風が呼び起こす
あの日も揺れてた花が咲く
名前を呼ばれることもなく
そうたいせいのいたずらが
ときのながれをとめるといいます
だからどこかできみがきいている
そんなわずかなのぞみをしんじてしまう
闇の夜空に
星たちは踴る踴る
続けようよねえ永遠(とわ)の夜想曲(ノクターン)
up to the sky光光
そのどこかに君がいるのならば
何度でも歌う歌う
だから聴いて
--stay tuned on the 'ghost radio'...
beyond the sky 屆け屆け
僕らの聲千年の夢のせて
世界が滅びたその朝に
君は旅だった僕ら置いて
けものたちがいなくなりました
とりたちはもうどこにもいません
それなのにどうしてぼくはここに
といかけたことばにこたえるのはただの
虛ろな反響(こだま)
月明かり照らす照らす
瓦礫の街亡霊たちの夜想曲(ノクターン)
up to the sky 光光
そのどこにも君の姿見えなくて
いつまでも歌う歌う
お願いだよ
--stay tuned on the 'ghost radio'...
beyond the sky 屆け屆け
僕らの聲千光年の海超えて
太陽系第三惑星
文明の滅びた世界です。
動物は絶滅しました。
畸形した植物が生きのびています
人々は逃れていきました。
僕らは一緒にいけなかった。
だから今も放送を続けてます。
僕らが一體なんなのか?
それが自分でも分からないのです。
惑星の夢見る思い出
そんなものではないかと思うのですが…。
夜の來るたび目覚めて
誰かが聴いてくれるのを待っています。
君の帰りを待っています。
抱いていてせめてせめて
世界が滅びるこの夜だけ
36.4度君に觸れた
生命の最後のあたたかさ
もう僕は二度と二度と
感じることは出來ないのだろう
太陽がやがてやがて
この地球(ほし) 飲み込む
最後の瞬間まで
回る回る回る
時計の針ああ永遠(とわ)の夜想曲(ノクターン)
up to the sky 光光
そのどこかに君がいるのならば
何度でも歌う歌う
だから聴いて
--stay tuned on the 'ghost radio'...
beyond the sky 屆け屆け
僕らの聲たった一度だけでいいから
このこえはきこえてますか
そちらはどんなおてんきでしょうか
さびしくてないてはいませんか
いいえなきむしはぼくのほうでした
アンノドミニ3214
5がつ23にちになりました
44まん1かいめのほうそうです