夜明けは流星に連れられて
きみが振りむいた逆光の中
表情はわからないけれども
別れぎわでさえ夢見るひとは
きっと笑顔と僕は知っている
ここにはとどまれない
流れ星に似た自分は
瞬いて消えるあいだに
明日のきみにつながるもの
殘せるだろうか
のばした右手をひっぱって
屋上まで駈けあがったなら
サヨウナラをする瞬間を
先へのばせると思った
太陽は流星に連れられて
あすの空を染める
淡く尾をひいて朝陽に溶ける
剎那をひとつに灼きつけよう
僕らの気持ちをそだててほしい
闇に光を、あてる、きみだから
3回繰りかえして
流れ星に言う願いは
瞬いて消えたあとにも
想い出から放射狀に未來を描く
永遠に忘れないよって、
きみのスタート・ラインに立ってよ
終わらない夜はないよって
いとしい背中に笑った
さぁ!夜明けは流星に連れられて
夢の渦とともに
あらゆる場面が今、つむじ風みたいに手を離れる
原動力になってきみのことを守れる、記憶になりたい
のばした右手をひっぱって
屋上まで駈けあがったなら
サヨウナラをする瞬間を
先へのばせると思った
永遠に忘れないよって、
きみのスタート・ラインに立ってよ
終わらない夜はないよって
いとしい背中に笑った
さぁ! 夜明けは流星に連れられて
夢の渦とともに