火華乱舞!
滲(にじ)んだ十六夜(いざよい)の月(つき)
仰(あお)ぎ見(み)れども 記憶(きおく)は彼方(かなた)
荒(あら)ぶる戦乱(せんらん)の世(よ)に
儚(はかな)く…強(つよ)く!命(いのち)咲(さ)かせよ
交(まじ)える刃(やいば)から 舞(ま)い散(ち)りゆく火華(ひばな)
傷付(きずつ)けるように、愛(あい)して!
恋(こい)しくて 恋(こい)しくて 君(きみ)に触(ふ)れる程(ほど)に
狂(くる)おしく切(せつ)なく 惹(ひ)かれてゆく
時(とき)を超(こ)え 魂(たましい)の契(ちぎ)りに導(みちび)かれ
遥(はる)かなる桃源郷(まほろば)へ
いざ、共(とも)に旅立(たびだ)とう
止(や)まない氷雨(ひさめ)のように
募(つの)る想(おも)いは 望郷(ぼうきょう)の如(ごと)し
心(こころ)の闇夜(やみや)は深(ふか)く
ただ、君(きみ)だけが 笑(え)む月明(つきあ)かり
覚悟(かくご)はもう決(き)めた
誰(たれ)の為(ため)でもなく
正義(せいぎ)の為(ため)、咲(さ)き乱(みだ)れよう
美(うつく)しく 美(うつく)しく 私(わたし)は戦(たたか)うの
人(ひと)の世(よ)が浅(あさ)はかで、愚(おろ)かでも
愛(あい)してる 愛(あい)を知(し)る 君(きみ)に出逢(であ)えたから
たとえ地(ち)の果(は)てまでも
いざ、共(とも)に 往(ゆ)けるわ
恋(こい)しくて 恋(こい)しくて 君(きみ)の名(な)呼(よ)ぶたびに
溢(あふ)れてく涙(なみだ)を数(かぞ)えている
傍(そば)にいて 傍(そば)にいて この身(み)朽(く)ちる日(ひ)まで
君(きみ)だけに焦(こ)がれ、愛(あい)し続(つづ)けよう…!
美(うつく)しく 美(うつく)しく 私(わたし)は戦(たたか)うの
人(ひと)の世(よ)が浅(あさ)はかで、愚(おろ)かでも
舞(ま)い上(あ)がれ この想(おも)い 永久(とわ)に続(つづ)く空(そら)へ
今(いま)刹那(せつな)の時代(じだい)を 鮮(あざ)やかに輝(かがや)け!