凶月
拾い上げた殻を
奏鸣的风玩弄着
風の奏でが嬲(なぶ)る
拾起的空壳
もう孵(かえ)らないと
已经无法孵化出来了
月の涙の禊(みそぎ)
用月之泪水洗去罪孽
始まりは唐突に
一切就这样突然地开始了
祈るような終わりへ
向着祈祷一般的终结逝去
もう還れないと
已经无法返回了
独り鎖縛(さばく)の世迷い
己身被锁链束缚的自言自语
失くしたものさえ知らず
连失去了什么都不曾知晓
足跡を残す何処へ
留下的足迹 会去往何处
紅く弾け咲いた感情は
鲜红破裂绽开的感情
忌(い)み子(ご)の慟哭(どうこく)
是禁忌之子的恸哭
生み出されることもないままに流され消えた
没有诞生出任何希望 就被冲走消逝了
最果ての鱗光(りんこう)に
在尽头的鱗光之中
揺れる渇望(かつぼう)の種
摇曳着的渴望之种
もう帰らないと
已经无法回去了
謡(うた)い三途(さんず)の渡し
吟唱着渡过三途之川
站在积满灰尘的丘陵
灰の積もる丘の上で
用不成声的声音呼喊
声にならぬ声で叫ぶ
被迫接受的蛊毒 连痛楚都被消融
受け入れさせられた蠱毒(こどく)は痛みさえ融(と)かし
被温柔所侵蚀的 哀伤的落日
優しく犯された意識は哀(あい)の落日(らくじつ)
啊啊 呼唤着他的话语
嗚呼(ああ)彼方呼ぶ異話(ことば)
沉没于此方眷恋的羁绊
沈む此方(こなた)恋う傷無(きずな)
数次将手伸向不曾凋零的花
枯れぬ花へ手を伸ばして伸ばして
却触碰不到 啊啊
届かず嗚呼
连失去了什么都不曾知晓
将留下的足迹 铭刻于心
失くしたものさえ知らず
鲜红破裂绽开的感情
足跡を残す刻む
是禁忌之子的恸哭
紅く弾け咲いた感情は
没有诞生出任何希望 就被冲走消逝了
忌(い)み子(ご)の慟哭(どうこく)
被下弦月撕裂的夜空
生み出されることもないままに流され消えた
是凶兆之月的嘲笑
下弦(かげん)に引き裂かれた夜空は
奔赴向背德的花园
凶月(まがつき)の嗤(わら)い
没有办法停下来
背徳の園(その)へ逝く「わたし」を
孤身一人走下去
止める術もなく
在这无尽牢笼的噩梦中…
一人歩き続ける
果てない檻の悪夢(ゆめ)を