ナミダの想い
声を聴かせて 眠れない夜は
夜明けの囀り 響く前に
見上げた空から雨 流した涙も溶けていく
(君に)揺らぐ心 見られないよう
(君と)繋ぐ手を 強く握った
会いたくて会いたくて 夢中で走った
弱くても弱くても 想いは強く
見えなくて見えなくて それでも進んで
遠くても遠くても 今この手に
声を聴かせて彷徨う夜は さえぎる風が目覚める前に
聴こえる闇の静寂 呑み込まれそうで立ちすくむ
(君に)胸の鼓動 聞こえないよう
(君の)手のひらに 顔をうずめた
泣きたくて泣きたくて 涙こらえて
寂しくて寂しくて 笑顔忘れた
消えそうで消えそうで 誰か気付いて
傍にいて傍にいて ただそれだけ
傷ついて傷ついて 壊れてしまう
抱きしめて抱きしめて ただそれだけ
泣きたくて泣きたくて 独り彷徨った
寂しくて寂しくて 君を求めた
消えそうで消えそうで 誰か気付いて
傍にいて傍にいて ただそれだけ