ぼくの
ぼくの好きな人はぼくじゃないよ
だけど好きな人になってたいよ
誰もがきっと誰かの好きな人になっていて
そうだったら最高なんだけど
そんなんだったならいいな
ずっと前からそんなこと考えていたぼくは
世界に向けてハローハローハロー
グッドアイデアなんてのは考えても出てこない
スクラッチみたいに今日も生きるのさ
だけど手に觸れて摑んでよ
ぼくをなき者にしないでよ
呼びかけてしまうんだよハローハロー
もっと見つめていて髪に觸れ
ぼくはまだここにいるんだよ
忘れないでお願い
ぶつからないようにすれ違って
見つめ合わない目で何を見るのさ
こんなんじゃ一生互いのことなんて
考えあう餘裕はもう無いに等しいな
ずっと前からそんなこと考えていたぼくは
期待を込めてハローハローハロー
ドラマチックな展開を望む気なんてまるでない
ありがちな話でも笑えればいい
どうか目の前で笑ってよ
ぼくを飛び越してかないでよ
振り返ってしまうんだよハローハロー
もっとつぶやいて耳に觸れ
ぼくはまだここにいるんだよ
いつまでも
求めても望んでも
満たされないのがオチだけど
大切にしていたいよ
ただこの日々を
だから手に觸れて摑んでよ
ぼくをなき者にしないでよ
呼びかけてしまうんだよハローハロー
もっと見つめていて髪に觸れ
ぼくはまだここにいるんだよ
忘れないでお願いお願い