閉ざされた畫室
世界の果てから
自世界的盡頭
見たならここが
看去此處即是
世界の果てね
世界的盡頭吧
世界の果てね
(世界的盡頭)
曇った天窓
陰翳的天窗
年老いた畫家が
年老的畫家
暮らす室よ
所生活的房間
世界中にあふれる
從世界中滿溢而出
色という色を
所有色彩
見てきたあなたが
看見了這些的你
見てきた
(看見了)
描いた少女像は
落筆少女的畫像
畫布のうえで
於畫布之上
蒼く沈み
蒼白而淡雅
わたしより先に
先我一步
大人になってく
成為了大人
暖爐を燈した
點燃暖爐
夕暮れ天へと
暮色浸染天幕
むかうのは炎
火焰與其相映
むかうのは炎
(火焰與其相映)
わたしはかじかむ
我將凍僵了的
あなたの乾いた
你那乾燥的
指をつつむ
手指緊緊包裹
くずおれた灰に
灰塵崩塌間
おちるのも炎
火焰也隨之微弱
その胸に深まる海で
你心中那愈加深邃的海洋
泳ぎを止めた
停止游動的
哀しみの魚たちの行方
悲哀的魚兒們的去向
わたしにきかせて
可以告訴我嗎
ああ欲しいと思う
啊啊多想知曉
わたしの眸は
我的眼中
未來を見つめても
即使凝視著未來
輝けないのに
也不會再閃耀
輝けない
(不再閃耀)
あなたは色褪せた
你卻像那
寫真の青年の
褪色照片上的青年一般
眸のまま
眉眼如舊
しずかに絵筆は
靜靜地用畫筆
遠い日を寫す
描繪著渺遠的時日
その胸の奧の窓辺で
在你內心深處的窗邊
かつて唄った
曾經歌唱著的
喜びの小鳥たちのなかの
歡欣的鳥兒們之中
最後にわたしを
啊啊最後請將我
ああ置いてください
留在那兒吧