風と黃昏
あの日(ひ)の事(こと) 思(おも)い出(だ)すなら
言葉(ことば)よりも眩(まぶ)しさとか
ずっと流(なが)れる雲(くも) 追(お)いかけていた
子供達(こどもたち)の後姿(うしろすがた)
秘密(ひみつ)めいた合言葉(あいことば) 特別(とくべつ)な意味(いみ)を込(こ)めて
寶物(たからもの)を隠(かく)すようなときめき抱(かか)えて
[03:22.20]突然(とつぜん)に降(ふ)り出(だ)した雨(あめ)を避(さ)けるように走(はし)り出(だ)す
どこまでも行(い)ける気(き)がしてた君(きみ)と二人(ふたり)ならば
いつの間(ま)にか通(とお)り過(す)ぎてた
風(かぜ)の音(おと)が聞(き)こえる場所(ばしょ)
そっと呟(つぶや)くまた巡(めぐ)りあえると
目指(めざ)す先(さき)は同(おな)じだから
変(か)わらないよこの気持(きも)ち何度(なんど)でも前(まえ)を向(む)いて
忘(わす)れないよこの景色(けしき) 思(おも)い描(えが)いてた
[03:42.21]あこがれを手(て)に入(い)れる為(ため)に渡(わた)る橋(はし)をかけてゆく
[03:52.05]その向(む)こう広(ひろ)がる大空(おおぞら) ぼくらを包(つつ)み込(こ)む
黃昏(たそがれ)がやってくるその時(とき)を待(ま)っていた
悲(かな)しみがゆっくりと沈(しず)み込(こ)む夕暮(ゆうぐ)れを
僕達(ぼくたち)はきっと今(いま) 結末(けつまつ)を知(し)っている
全(すべ)てを受(う)け入(い)れて進(すす)む事(こと)を
どこまでも行(ゆ)ける気(き)がしてた君(きみ)と二人(ふたり)ならば
聞(き)えてくる風(かぜ)の音(おと)が流(なが)れる雲(くも) 運(はこ)んでゆく
ひとつの夢(ゆめ) ふたり空(そら)を見上(みあ)げながら
想(おも)いを重(かさ)ねてゆく
終わり