モータープール
いつか切った
電話の續きを待って
二人は生きた
あの日たったひとつの
言葉が言えず
受話器を置いた
今はそれぞれの道
手にした愛に
包まれてても
誰も見ていない海に
小舟浮かべて
嵐を待ってる
君の手を引いて
月に背を向けて
たとえ夜が明けず
闇におぼれても
二度と引き返せずに
二人は迷い迂んだ
出口のないMotor Pool
時計回りに步く
二人の影は重なり合わず
君が僕にこぼした
あの日の笑顏
數えているだけ
君の手を引いて
月に目をふせて
求め合えるなら
何も怖くない
二度と引き返せずに
二人は迷い迂んだ
出口のないMotor Pool