名もない君と名もない町

雲を追い抜いて君は大人になった
追過雲朵你長大成人
高いあの聲は夢のよう
略高的聲音宛若夢中
ざわ…ざわ…田んぼ道
吵吵…鬧鬧…田埂小徑
はしゃいだ近所の子
鄰居小孩嘻笑打鬧
波にもまれ…出會い別れ…薄れてくけど
浪花拍打…相遇離別…雖逐漸模糊
それでいい
這樣也好
少年時代…君の吹く口笛が染み渡る
少年時代…有你的口哨聲傳遍
その意味さえ知らなくて何遍も歌った…あの
雖連意思也不知曉卻哼唱無數遍…那首
鼓膜の奧…こだましてる
在耳膜深處…餘音繚繞
一緒にいられない君は大人になった
無法永伴身邊的你已長大成人
がや…がや…町の聲
熙熙…攘攘…街鎮聲響
自転車下り坂
腳踏車下坡路
家も建ち…人も変わり…迷うけど
建了屋舍…人亦滄桑…即便迷惘
変わらない
也不會改變
古ぼけた駅…すりぬける風も気ままに時と行く
老舊車站…吹拂而過的風也隨心所欲與時推移
車窓に張り付いて目を輝かせて向かった…あの
臉貼上車窗眼睛閃閃發亮望向…那片
両の目に焼きついてる
牢牢烙印在眼底
一緒にいられない君は大人になった
無法永伴身邊的你已長大成人
夕日が影を伸ばす頃烏が鳴くから帰ろうって
當夕陽拉長影子烏鴉嘶啼要我們回家
おばあちゃんの手に引かれながら帰り道見つけた…あの
牽著奶奶的手找到了回家的路…那個
少年時代…君の吹く口笛が染み渡る
少年時代…有你的口哨聲傳遍
その意味さえ知らなくて何遍も歌った…あの
雖連意思也不知曉卻哼唱無數遍…那首