銀河放浪
あぁ夜汽車はゆくあぁ銀河の下
夢を揺らしながら眠る君を揺らしながら
ふと頬を撫でてそっとうつろな目を開く
もう著いたのって行き先なんてないのに
小さな駅のプラットホーム
無人改札を抜けふたり銀河放浪
最終列車の赤いテールライトが
遙か遠い夜へ小さく消えたよグッドバイ
さぁ手を取り合いさぁ銀河の中
ワルツ踴りながらゆるい坂を下りてゆく
もし星を見つめ永遠(とわ)の眠りにつけるなら
ただ美しい涙だけ浮かぶかな
寂れた町のバス停の椅子
時刻表を眺めるふたり銀河放浪
街燈の下の小さなステージ
下手なパントマイムに君はいつまでも笑った