時計の針だけ廻る世界
只剩下指針仍在旋轉的世界
セピアの景色に鐘が響く
深褐色的背景之下時鐘開始鳴響
窓辺の席には無言の空
窗邊的座位外面是沉默的天空
私はここから何を見てきた
而從我眼中映出的又是什麼?
誰か私に答えて
有誰可以回答我
一人昨日に佇む置き去りのままの
獨自佇立在這昨日被拋棄的
風景の中
風景之中
零れ落ちてゆく私の色彩
我的色彩正逐漸剝落
忘れないでいて私が居たこと
請你不要忘記我曾經存在過
止まらぬ時間に手向けの言葉を添えて
向著永不停息的時間獻上餞別的話語
歌う「さよなら」
輕唱著“再見”
曾縈繞耳邊的喧鬧的聲音
いつか聞こえたざわめき
在夕陽的餘暉下搖曳的我的身影
滲む夕日に揺らいだ私の姿は
已遙不可及
もう遠すぎて
人要是能夠釋懷地評論昨日
過ぎ去りし日々に何か言えるなら
就能變得更幸福嗎?
人は今よりも幸せになれる?
向著在走廊飛奔的背影伸出手
廊下を駆けてく背中に伸ばしかけた指
眼淚卻開始滑落無法停止
伝う涙がああ止まらない
我……
私は…
自由與孤獨該如何選擇?
明日開始就要在空無一物的房間中醒來了嗎?
孤獨と自由のどちらを手にして
作出最後的道別 在寂靜的終幕中
何も無い部屋で明日から目覚める?
再見了我的夢
最後の別れを靜かな幕引きの中
在雙手中滿溢而出的是讓人憐愛的色彩
夢よさよなら
用小小的願望編制而成的花束
願它永不枯萎在我消失的舞台上
両手に溢れる可憐な色彩
留下足跡
小さな願いで織り上げたブーケ
在寄託著回憶的窗邊
どうか枯れないで私が消えた舞台に
在夕日眺望的藍天之中
殘す足跡
一片別離的花瓣翩翩飄落
向著無法觸及的昨日消失無踪
思い出を預けし窓際で
眺めてたいつかの青い空
舞い込んだ別れの花びら一つ
屆かぬ昨日へと消えてゆく