スケアクロウ (feat. 初音ミク)
崩れかけた窓から覗いた僕が問う
叩かれて傷付いたって
それでも笑うのかい君はさ
いつの頃か麻痺してしまった悲しんだ事も
溫もりさえも抱き締める事さえも
知らない世界は腐って行くだけ
水の出ないバスタブに體沈めて
一桁の少女が言った綺麗になれたかな微笑む
どれぐらいの時を數えたなら眠れるだろうか
逃げ出したって何一つ知らない僕ら
生きられない
鎖なら要らないよ歩く事も不自由な庭の中じゃ
これ以上差し出せない痩せ細った腕からは
君の前に立つ片足の僕は案山子さ案山子さ
こけてしまうかな今は肩を借りさせてよ
屆くはずさあの蒼穹に
手を伸ばす
馬鹿げた夢だと笑うなよ
誰もが明日を求める筈だろうに
このままじゃ涙に濡れてる
この瞳さえも逸らすだけ鎖なら要らないさ
眠れない夜は今日で終わらせよう
二人なら歩けるさ誰もが皆夢を見る