はやくいそいで
「こんなに苦しいなら
一人でいたほうがどんなに気楽かしら。」
私の投げつけた言葉はあなたを元には戻さなかった
重なってゆく逢えない夜が
私をこんなにわがままにしたの
はやくいそいでつかまえなきゃ
去っていってしまうから
頬をつたう涙の粒がテーブルを濡らす前に
ずっと大事にしてたものが
目の前から消えてくよ
今止めなきゃもう逢えないのに
呼吸が出來ないほど人を好きになると
自分がどうなるのかわかったの
適當に楽しかった今までの戀とは
比べものにならないくらい
どんどん欲張りになってゆくから
自分でブレーキ掛けるしかなかった
はやくいそいでつかまえなきゃ
去っていってしまうから
頬をつたう涙の粒がテーブルを濡らす前に
ずっと大事にしてたものが
目の前から消えてくよ
今止めなきゃもう逢えない
私一人じゃ幸せになんかなれない
わかってるならねぇ
席を立って追いかけて