アイ・マイ・ミー・・・mine
アイ・マイ・ミー…mine
南里侑香
まどろみの夜明けにふと浮かぶ
いつも見る夢なの現実なの…?
あなたはすぐそこ手を伸ばしたら
屆きそう屆かない森の奧へ走ってく
過去も(どうしてあの時)
今も(目の前から消えたのよ?)
明日も(今日だって夢見た)
どこまでも(悔しいけれど胸がざわめいて)
このひたいも唇もあつく
熱を帯びてる手で觸れてみるの
愛だの夢だの摑もうとしても
屆きそう屆かない楽園へそう、行きたくて
どこにあるの…?
過去も今も明日もほんとはいつも
屆きそう屆かないでも私のものでしょう
朝と(「夢はきっと葉う」)
夜と(「愛はきっととこしえに」)
いつも(そんなまやかしは)
いつまでも(私にはもう必要ないの)
あの日に戻りたい
でも戻せないタイムマシン
わたしはわたしよ
なのに心は今日も宙を舞う