長く短い祭
天上天下繋ぐ花火哉
絢爛焰火可否牽線天上人間
萬代と剎那の出會ひ
永恆剎那輾轉邂逅
忘るまじ我らの夏を
不應忘卻吾等炎夏
場違ひに冷え切つた體を
不合時宜凍在原地的身體
人熱に放つて流し流され
何不放逐在這熙攘人海裡
思へば遠くへ來たものだ
才想隨波逐流也無妨卻已至此般遙遠之地
人生なんて飽く気ないね
人生之類實在教人敗興
まして若さはあつちう間
再者青春亦是稍縱即逝
今宵全員が魁、一枚目よ
今宵全員先驅而行恭迎主角粉墨登場
皆銘々取り取りの衣裳
人人皆是錦羅霓裳
奔放な命を被ふ化粧
奔放生命盡藏紅妝素裹下
隠すまじ我らは夏よ
不應隱藏今宵吾等化身炎夏
何か知ら落ち込むだ心は
莫名惆悵失落的心
人熱徬徨つて流し流され
徬徨在熙攘人海裡
思へば遠くへ來たものだ
才想隨波逐流也無妨卻已至此般遙遠之地
永遠なんて素気ないね
永恆之類實在是無情
ほんの仮初めが好いね
短暫一刻才最是美好
愈々宴も酣、本番です
華筵將迎高潮好戲正要上演
皆銘々選り取り全方位
東西南北任君挑選
獰猛な命燃やす匂ひ
猙獰生命燃燒之息
臆すまじ我らは夏よ
不應怯怕今宵吾等化身炎夏
一寸女盛りを如何しやう
二八年華所剩無幾如何是好
この侭ぢや行き場がない
繼續這樣怕是終歸流離失所
花盛り色盛り真盛りまだ
花樣年華還望今宵還望當下仍在待續
丁度大輪の枝垂れ柳
焰火輝映垂柳依依
蘇るひと世の走馬燈
走馬燈景一夜復甦
逃すまじ我らの夏を
不應錯過吾等炎夏
一寸女盛りを如何しやう
二八年華所剩無幾如何是好
この侭ぢやまだ終れない
可不能就此落下帷幕
花盛り色盛り真盛りまだ
花樣年華還望今宵還望當下仍在待續