「ドロシー」
「Dorothy」
濁った空にまた手を出した
再次向污濁的天空伸出了手
汚れたパスポート
弄髒了的護照
肺の音
肺臟的呼吸聲
見つけた花が瞬く間に枯れた
找到的花朵在眨眼之間便已枯萎
時のズレた砂場で遊んでいる
就這樣在時間錯亂的沙坑里遊戲
悲しみを
想要一起
分かち合いたい
分擔悲傷
分かち合いたいのは
分擔悲傷
僕一人の我儘だろうか
這是我一個人的任性嗎
また少し大人に近づいた
又稍稍變得更像個大人了
生きようと思ったり
時而想要一起活著
殺そうと誓ったり
時而發誓殺死對方
2つの部屋を2人
在兩個人各自的房間
行ったり來たりしていた
兩個人始終徘徊不定
木霊した聲が浴槽に沈んだ
反射的聲音沉入了浴缸
排水口は出口じゃないんだ
水的出口並不能任之流走
ねえ檻の外に出た後の事を
我啊會一個人想像
一人で二人分思うと
我們兩個人逃出牢籠後的情狀
ねえまともなフリして
我啊裝作一本正經
笑ってしまうよ
心底里卻止不住笑意
ああ
唉
気づかないでくれよ
你可千萬別發現啊
楽しみな日が
充滿期待的日子
目を離したら
稍不留神
直ぐ側まで
便要來到
走ってきて
自己的身旁
逃げたい日々が
想要逃避的日子
目を離した隙に
卻在這空隙中悄然生根
…きっと
…一定
そんな感じだろうな
是這樣的感覺吧
長いようで短いとか
什麼似長而短
失ってからどうだとか
什麼失去才懂
知らないようで知っているよ
表麵糊塗的我全都心知肚明
君の分まで
連你的感受也一樣
ねえ檻の外に出た後の事を
我啊始終會一個人想像
一人でいつまでも思うよ
逃出牢籠後的情狀
ねえいつか出會えたら
你啊若是某天能夠與我相見
泣いておくれよ
就不要吝惜你的眼淚
僕がいなくても
即便永遠不能相見