彗星

誰の命も無駄ではなく
沒有誰的生命是無意義的
全て意味があると君は言う
所有都是有意義的你如是說
あなたが死んだらほらきっと
如果你死了話看吧一定
誰かが悲しむと君は言う
也有誰為此悲傷你如是說
テーブル越しに向かい合って
隔桌相對
冷めたコーヒーを飲んだ後
喝下已經涼了的咖啡後
私はあなたに言ったっけ
我對著你說
「冗談だから気にしないで」
“開玩笑的別在意”
今も私は冷たい手を
即使是現在我還是
上手く暖められないまま
不能好好溫暖你的手
もうすぐ頭上を彗星が
頭頂上的彗星聽說馬上就要
尾を引いて飛ぶと聞いたのに
拖著尾巴飛過
街の皆は誰も彼も
街上的大家無論是誰都走到街上
外に出て家は蛻の
殻家就成了逃走後的遺跡
誰かを嫌った代償で
討厭誰的代價就是
自分も嫌いになっただけ
連自己也變得討厭
いつまでもいつまでも
無論何時無論何時
同じ所ぐるぐると回ってる
在同一個地方兜兜轉轉繞圈
ああ私が悪く無いのならば
啊如果這不是我的錯的話
誰の所偽にすりゃいいんですか
那應該是怪誰的錯才好呀
生きてるだけで迷惑だと
如果僅僅活著就是個麻煩負擔的話
知らない知らない
不知道不知道
分かりたくもない
也不想知道
目に見えてるものは大事で
雙眼看到的東西很重要
距離が離れりゃどうでもいい
如果距離分開了話不管怎麼樣已經都無所謂了
彗星は尾を引いて飛んだ
彗星拖著尾巴飛過
燃え盡きるまで
直至燃盡
誰も気づかぬうちにそっと
不引起任何人的注意悄悄地
終わりが訪れたとしても
即使完結終會降臨
人類全てを道連れにしてくれるならそれもいいな
如果全人類都是同行者的話那也不錯吧
兵器も人も物語も
武器也好人類也好故事也好
國境線も愛も歌も
國境線也好愛也好歌也好
暗い部屋に籠ったままの
全部就這樣都悶在黑暗的房間裡
鼓動を止められはしなかった
無法停止心跳
私が産まれ落ちたこの大地は
我誕生的這片土地
今も新しい血が流れ
現在也流淌著新的血液
生きたいと願い明日を願った人が
祈禱著想活下去祈禱著明天的人們
吹き飛ばされ消えてゆく
全部被吹跑消失了
なのに居ても居なくても
明明無論在不在
変わらない私が今も息をしている
可我怎麼今天也還是一息尚存啊
それを喜べというような奴は
那些認為這是值得開心的傢伙
きっとただ馬鹿なだけなんだ
肯定只是個傻瓜吧
尾を引いて飛んだ彗星に
拖著尾巴飛過的彗星啊
街中が奇麗だと笑う
街上的人們笑說著真美啊
頭の中イメージが過る
腦海中閃過一絲印象
重力に負けて落ちた
星輸給重力墜落的星星
世界が壊
世界崩壞
いつまでもいつまでも
無論何時無論何時
いつまでもいつまでも
無論何時無論何時
いつまでもいつまでも
無論何時無論何時
同じ所ぐるぐると回って
在同一個地方兜兜轉轉繞圈
回って終わってゆく
兜兜轉轉走向終點
ねぇあなたがいつか笑った事
吶你何時笑過的事
そして私も笑った
事我也笑過的事
生きてるだけで奇跡だとか
是否僅僅活著就是奇蹟啊
知らない知らない
不知道不知道
何も分からない
什麼都不知道
だけど最後が來た時にね
但是到了最後的時刻
もうこれで終わりという時はね
到了已經這就是終點的時刻
きっと私は思うだろう
我一定會想起
何度も何度も思い出すだろう
無數次無數次的想起吧