陽炎
君が言う白色がとても
黒すぎてそっと目を逸らす
優しさが砕けないそれは
永い夜の淡い夢のよう
アルバムを閉じるように(遠い記憶)
全て終わりにしたら(何が変わる?)
拙い詩を醜く書き換えて
儚い現実を(狂わせて)
枯れ果てた空をゆこう
理性はもう置いたまま
君との地獄ならもう
それは天國と同じだから
繋いだ線を笑顔で裂いた君
どうして? なぜ?
痛い痛い
これは夢だ
今すぐ目覚めさせて…
(眠らないまま)
(夢を視ている)
想い出を壊すように(遠い記憶)
これで終わりにしたら? (何が変わる?)
さざめく噓を醜く塗り換えて
自由に現実を(踴らせて)
枯れ果てた空をゆこう
理性はもう置いたまま
君との地獄ならもう
それは天國と同じだから
繋いだ線を笑顔で裂いた君
どうして? なぜ?
痛い痛い
これは夢だ
今すぐ目覚めさせて…
(眠らないまま)
(夢を視ている)
君が言う黒色がとても
白すぎてもう目を逸らせない
いつまでも笑わない君は
永い夜の淡い夢のよう
優しい過去を遍く歪ませて
哀しい現実を(愛したい)
荒れ果てた心だけ
抱えてどこへゆく?
自由に笑えないなら
生きていないのと同じだから
紡いだ愛を 笑顔で 千切る君
どうして? なぜ?
怖い 怖い
これが夢でないのは
わかっていたけど…
(眠らないまま)
(夢を視ている)