甘美なる死臭
夕暮れ 夏の終わりにね
なんだか悲しくなる
それはおそらくあなたのせいなのよね。
今は私の前に現れることもないあなたのせいだと決め付ける私の木陰にたたずんで涙ぐんでいる。
あの何故捨てられたのかはまだわかってない君が捨てたわたしはただ熱い思い出が殘る。
夏の日 悅楽の戀に身を任せて生きたわ
あなたが好きでしょうがなかった日日は消えて泡沫のようにどこかへ行ってしまったけど後悔はないのよね。だって本當の愛には後悔はないから。
消えた人。死んだ人。
そしていつまでも殘るこの胸にさいたあなたとの思い出の薔薇の花。
ただあなたのことが好きでしょうがなかっただけなのだけど、私たち心は傷だらけよ。
さみしくてやるせないあなたがいないいまこのときどうか神様私の苦悩を取り除いて。
愛は、死のように強く、何も慰めれるものはないくらい強い思いなのだと知った。