砂漠の肌(prod. cldr)
撫でる風の囁き溫い手で揶揄い
悲しみを奪い連れ去ってしまう
痣と傷との畔に立ち滲みる度々
そして思い出す再び再び
揺れる君は細波僕は魚に
魂の宛、行先全てが君次第
微熱37.2℃ 風邪のまにまに
錆びた戀はもう二度と患いたくない
君の頬が砂漠に見えた
睫毛は枯木になって
涙が渇く肌を伝って消えた
伝って消えたそれも蜃気樓か
1/2枚で隨分遠く迄來た
君とは軸が違ったみたいだ
此処での話は意味が無いな
意味が無いなそれもまぁ良いか
あの星座を嫌いな蛇に喩える
命を綺麗な光にしないで
ひとつの映畫で増えた引鉄
酷く疲れた夜の愁いに息絶え
目に映る黒色首を絞める暗い青
閉ざせば輪廻と明滅の模様
自覚済みの妄言と戯論
なのに囚われる強迫不安と焦燥
朝に居ようまだ新しい人は嫌だ
騒がしい生命から脫け出しそうな
意識の歪み肌の膨らみ不自然な閃き
理解した様な気になっていただけ
有像無象噓真躁逃避行死相
理想希望非道自問自答しどろもどろ
死の淵を徬徨い続けた末路突発性の鬱病を
君の頬が砂漠に見えた
睫毛は枯木になって
涙が渇く肌を伝って消えた
伝って消えたそれも蜃気樓か
1/2枚で隨分遠く迄來た
君とは軸が違ったみたいだ
此処での話は意味が無いな
意味が無いなそれもまぁ良いか